この記事を書いた人:たーなー先生(田中直人)。ATO作詞作曲スクール 作詞コース講師・ボイストレーナー歴30年、延べ5万人以上を指導。テレビ東京『開運!なんでも鑑定団』エンディングテーマの作詞作曲(2021年・2025年)。作曲コースの講師は大場康司先生です。
歌詞のネタ帳は、毎日たくさん書くノートではなく、「1日1行だけ、あとで使える形で貯める箱」です。
- 1行は「見えたもの・聞こえたもの」を具体的に書く
- 言葉・場面・音の3つの引き出しに分ける
- 週に1回5分だけ見直して、使えそうな3つに印をつける
「書く力」より先に「材料が手元にあるか」が、作詞の進み方を分けると考えています。
歌詞が書けないのは、材料が手元にないことが多い
白い画面の前で止まるとき、足りないのは文章力ではなく、使える材料のことがよくあります。材料があれば、最初の1行もサビの一言も、選ぶ作業になります。ネタ帳は、その材料を日ごろから貯めておくための箱です。
ルールは「1日1行」だけ
1日に1行。それ以上書かなくてよい日が、続く日です。
- 書くのは、感情の名前ではなく、見えたもの・聞こえたもの。
× 悲しい帰り道だった → ○ 改札で、傘を一本だけ持っていた
× 頑張りたい → ○ 冷めたコーヒーの湯気で窓がくもった - 名詞と動詞を1つずつ入れる。
- 上の「○」の例は、書き方を見せるための例です(作品の一部ではありません)。
3つの引き出しに分ける
- 引き出し1「言葉」:耳に残った言い回し、人が言った一言、看板の文字。
- 引き出し2「場面」:見た光景。時間・場所・天気のうち2つが入っていると、あとで使いやすい。
- 引き出し3「音」:鼻歌のひと節、リズム、街の音(作曲に進むときの入り口)。
分けるのは、あとで探すためです。1行を書くたびに、頭に「言」「場」「音」のどれかを付けるだけで構いません。
週に1回5分の見直し
- 1週間分を読む(最大7行)。
- 使えそうな3つに印をつける。
- 印の1つを「サビの一言の候補」として別の場所に写す。
見直しのときに書き足さないこと。貯める日と選ぶ日を分けると、続きます。
続かない人のための3つの工夫
- 置き場所は、スマホのメモ1か所だけにする(複数に分けると探せなくなる)。
- 時間は寝る前の1分。思い出す日記ではなく、今日見たものを1つだけ。
- 書けなかった日は「今日は書けなかった」と1行書いてよい。途切れさせないための1行です。
貯めたネタを作品にするとき、ひとりで迷ったら
ネタは貯まっても、「どれを選ぶか」「どう並べるか」で止まる人は少なくありません。作詞コースの講師は、たーなー先生です。材料の選び方と並べ方を一緒に見ます。音楽知識0からシンガーソングライターになった生徒は300名以上です。レッスンはオンラインで、25分×4コマ、毎月22,000円(税込)です。体験は1回無料で、お一人につき1回です。
作詞の無料体験の前に用意しておく、3つの「ことばのメモ」
作詞の無料体験の前は、立派な歌詞を用意する必要はありません。「最近心が動いた場面」「好きな歌詞の1行」「伝えたい相手」の3つを、スマートフォンのメモに1行ずつ書いておくと、体験で話しやすくなります。
作詞のレッスンは、歌詞を見せる場というより、言葉を一緒に探す場です。完成した歌詞がなくても大丈夫です。その代わりに、次の3つを1行ずつメモしておくと、話すきっかけが見つかります(この3つは、ご自分のために用意する自由なメモです。体験の進め方は、お申し込み後のご案内に従ってください)。
- 最近、心が動いた場面を1つ:うれしかった、腹が立った、ほっとした。理由は書かなくて構いません。「駅のホームで、急に涙が出た」くらいの短い一文で十分です。
- 好きな歌詞の1行と、好きな理由:曲名と歌手名は、思い出せる範囲で。「なぜ好きか」が書けると、ご自分の言葉の好みが見えてきます。
- 書いた歌詞を、だれに届けたいか(1人):「大切な友だち」「昔の自分」など、1人に決めます。聞く人が決まると、使う言葉が決まりやすくなります。
作詞コースは、たーなー先生が担当します。料金は月22,000円(税込)、月4回・各25分です。無料体験は1回無料で、お一人1回です。
作詞が続かない人の、1週間の宿題|「ことばのメモ」を1日1行だけ書き足す7日
作詞が続かないときは、歌詞を書こうとせず、「ことばのメモ」に1日1行だけ書き足してください。7日続けても、完成させる必要はありません。
作詞が続かない原因の多くは、「1曲ぶん書かなければ」と考えて、最初の一歩が重くなることです。上の「1日1行」のルールのまま、1週間だけ、毎日書く中身を決めておきます。
- 1日目:今日、いちばん長く見た景色
- 2日目:今日、口に出した言葉をひとつ
- 3日目:好きな歌詞の1行を書き写す(自分のメモとして)
- 4日目:3日目の1行を、自分の言葉で言いかえる
- 5日目:今日、だれかにかけたい言葉
- 6日目:1日目から5日目を読み返して、気になる1行に丸を付ける
- 7日目:丸を付けた1行の前か後ろに、もう1行だけ足す
7日目にできた2行は、そのまま歌詞のはじまりになります。うまく書けた日も書けなかった日も、そのまま残してください。2行を持って体験に来ていただくと、続きの書き方を一緒に考えられます。
貯めた言葉で書き始めたら、言葉の音をそろえる「作詞の韻の踏み方」と、書き終えたあとの「自分で直せる3つのチェック」へ進めます。
よくある質問
Q1. 歌詞のネタ帳には、何を書けばよいですか?
見えたもの・聞こえたものを、1日1行、具体的に書きます。感情の名前(悲しい・うれしい)より、改札で傘を一本だけ持っていた、のような場面の一行が、あとで使いやすくなります。
Q2. ネタ帳は、ノートとスマホのどちらがよいですか?
どちらでも構いません。置き場所を1か所に決めて続けられるほうを選んでください。
Q3. 毎日書けないと意味がありませんか?
意味はあります。書けなかった日は「今日は書けなかった」と1行書いて、翌日につなげてください。
Q4. ネタ帳の言葉は、そのまま歌詞に使ってよいですか?
ご自身で書いた1行は、歌詞の材料としてお使いいただけます。他の人の言葉や作品を写す場合は、元の持ち主の権利に配慮してください。
Q5. ネタが貯まっても歌詞にできないときは?
週に1回の見直しで、使えそうな3つに印をつけ、1つをサビの一言の候補に写してみてください。それでも迷うときは、無料体験で相談できます。
Q6. 歌詞が1行もなくても体験を受けられますか?
完成した歌詞は必要ありません。3つのメモが1行ずつあれば十分です。
Q7. メモは見せないといけませんか?
ご自分のための自由なメモです。見せるかどうかは、お話ししながら決められます。
Q8. 体験は何回受けられますか?
1回無料で、お一人1回です。
Q9. 作詞はだれが教えますか?
たーなー先生が担当します。
Q10. 作詞が続かないのはなぜですか?
「1曲ぶん書かなければ」と考えて、最初の一歩が重くなることが多いです。1日1行に下げると始めやすくなります。
Q11. 1日に1行だけで意味がありますか?
続けることが目的なので、1行で十分です。7日分たまると、読み返せる材料になります。
ネタ帳の1行を持って、体験にお越しください。

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