作詞ができない人の問題点とは?

作詞というのは、作曲と比べると随分楽に感じることもあるかもしれませんが、意外と難しいものです。

というのも、作詞は作詞をするだけならば楽かもしれないですけど、どんな作詞でも良いわけではないでしょう。

少なくとも作詞をしている本人にとって満足のいくものでないといけないのです。

実際、有名なミュージシャンが作詞をするときでも、納得のいくものにならないために、何度も何度もやり直して1曲作詞するだけで何ヶ月も要することがあるとされています。

それだけ作詞は自分の満足のいく領域に達するのが難しいのです。

作詞は試行錯誤の連続で、ズムーズに進むことの方が難しいかもしれません。

したがって、上手く作詞ができないという人は全然珍しくないと思います。

しかし、そういった問題に陥る原因とは何なのか?というと、人生経験の問題もあると思います。

人は何かを表現するときに、自分の体験談として色濃く脳裏に焼きついているものほど、具体的な描写がしやすいと思います。

逆に詳しくないものやほとんど体験していないことに関して表現するときには、どうしても抽象的になりやすいのです。

抽象的になりやすいということは、その作詞を自分で見たとき、読んだときにイメージがしづらい、頭の中に浮かびづらいというのがあると思うのです。

自分が詳しいもの、体験してきたものを言葉で表現するときには、多くの人が具体的なイメージをしやすいような、分かりやすい作詞ができる可能性があると思います。

作詞ができないと悩んでいる人が抱えている問題の1つにはこういったところがあるのではないか?と思うのです。

つまり、例えば恋愛の経験がないような人が恋愛の曲の歌詞を書こうと思っても上手く書けないということになります。

したがって、自分の得意分野というか、経験の豊富なジャンルについての作詞をするならば、割とスムーズに書くことができて、納得のいくものに仕上がる可能性は高いのではないでしょうか?

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