作曲家になるにはどういったことが必要になるでしょうか?作曲家に必要な能力というのは、実は音楽に関する知識や教養とはちょっと違います。そういった知識や教養がなくても作曲家として活躍することは可能だからです。今は作曲に関してはいろいろな便利なツールがあるので、音楽の知識などがなくても作曲自体はできるのです。しかし、作曲さえできれば良いというわけではないでしょう。作曲家になるというのは、作曲家として仕事をするという意味になると思うので、仕事としてお金を稼げるほどの作曲家になるにはという部分を考えていかないといけないのです。そういったときには何が必要なのか?というと、オリジナリティや独創性といったものになると思います。非常にアバウトな言い方になりますけど、世の中というのは音楽だけに限らず、新しいものを提供していかないとヒットしないと思うのです。音楽においても同じようなものというよりは、何かしら違うと感じられるようなポイントが含まれた楽曲を作ることができるような人じゃないとなかなか生き残れないと思われます。そういったことも含めて、作曲家になるには独創性というか、その人にしか作ることができない曲をいかに作ることができるか?が重要ではないでしょうか?ただ、問題なのはそういった力をどうやって身につけていくか?ということになります。作曲家には独創性といった部分が必要だとしても身に付け方が分からないとどうしようもありません。ただ、これは独創性という言い方が非常に漠然としていることからも分かるように、身に付けるための確実な方法はないと思います。強いて言うならば、いろいろな曲を聞くことによって、参考にできるものを増やしていくというやり方があるのではないか?と思います。いろいろな曲を聴いていく中で作曲にかかわる感覚が磨かれたり、研ぎ澄まされたりすることもありますし、そういったプロセスの中で多くから評価されるような独創性を持った曲が生まれるかもしれないのです。作曲家になって仕事をしていきたいという人はそういった努力をしてみる必要があるでしょう。
コメント