音楽を作ってみたいと思った時、音楽的な知識がなくても言葉を知っていれば作ることができるためとっつきやすいのが作詞ですね。
しかしいざ作詞をしてみようと思ってもこれで良いのかなと思ったり、曲に上手く当てはめることが出来ないと躓いてしまうこともあるでしょう。
作詞初心者の場合、まずは自分がどんな曲を作りたいかというテーマを設定するところから始めるのがおすすめです。
例えばラブソングを作りたいと思った場合、片思いをしているのか、失恋をしてしまったのかといった明確な想定をしておくのです。
そうすることで曲に感情がのせやすくなり、聞いてくれる方にもそれが伝わりやすくなります。
ストーリーに沿って詞を作っていくのも作りやすいかと思います。
一本の話を作り、起承転結をしっかりとさせることでメリハリを付けることができるでしょう。
テーマは曲を先に作っていた場合にはある程度固まっていることが多いかもしれませんね。
曲のサビに当たる部分というのは最も耳に残る大切な部分ですから、作詞においても一番伝えたいことをのせるようにすると良いでしょう。
ストーリー仕立てのものでなくても起承転結を意識して曲に合わせていくことは大切です。
感情の起伏を表すと同時に季節感のある単語などを使って時間の経過を表現するのも良いでしょう。
そして重要なのが言葉選びです。
音楽というものは音符一つ一つに大切な意味があるため、譜割りによって印象がガラッと変わってしまうことがあります。
この言葉を入れたいけれどいまいち文字数がはまってくれないと思った際にはなんとなくその言葉を連想できるような、その言葉と似たような意味の言葉を探して文字数を合わせるのも良いでしょう。
しかしそれらのことがわかっていてもなかなか出てこないのが言葉というものです。
日頃どの程度文章に触れているかによって引き出しも変わってくるものなため、なかなか一長一短でラインアップを増やすことは難しいですね。
そんな時には作詞支援ツールを活用するのも良いでしょう。
作詞支援ツールとはその名の通り作詞を支援してくれるもので、中には自動で作詞してくれるツールもあります。
しかし自動で作られた詞というのはしっかりとしたものではないため、そこから良さそうなフレーズを抜粋して使っていくのがおすすめです。
韻を踏みたい場合似た単語を一覧で並べてくれるツールなどもあるので参考にしてみると良いでしょう。
初めは完璧である必要はありません。
まずはこんなテーマで作詞してみたいという思いを込め、ツールなどを活用しつつ仕上げていきたいですね。
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