作詞に興味がある方にとって、作詞家のようにスラスラとスムーズに歌詞が書けることは、とても憧れかもしれません。
しかし、はじめはみな、うまく歌詞がかけないことも事実です。
では、どうしたら流れるような作詞ができるのでしょうか。
そこで、有名な作詞家も取り入れているいくつかの訓練方法を見ていくことにしましょう。
まず1つ目が、プロの作詞家の詞を読み、好きなフレーズだけを集めていくことです。
プロの作詞家の詞を何度も何度も読んだり、ノートなどに書き写すことで作詞のリズムがつかめ、言葉選びや表現方法のコツもわかってきます。
そして、今度は読んだ作詞や書き写した作詞の中から、特に気に入ったフレーズをかき集めていきます。
こうした作業を行なうことで、自分の琴線に触れる言葉や表現が明確になっていき、後にアレンジを加えることで自分の言葉や作詞となっていくのです。
次に2つ目が作詞の種類別にノートを作ってみるということです。
作詞と一口に言っても様々な種類があることはご存知でしょう。
たとえば、恋愛の詞、別れの詞、元気になる詞や悲しい詞、メッセージ性のある詞などいろいろです。
これを種類やテーマに分けてノートを作っていくのです。
テーマ別の作詞ノートには、いろいろな作詞家の表現や言い回しがわかるため、同じテーマの作詞をするにしても、表現の幅が自然と広がっていくのです。
次に3つ目がいつでもメモをとれるようにするということです。
前述の通り、プロの作詞家の詞を読んだり、テーマ別の作詞ノートを作り出すと、思考も自然と作詞脳となり、見るものや聞くものに影響を受けて突然フレーズが浮かぶことがあります。
こうした機会を見逃すことがないように、常にメモを持参して書きとめるようにしましょう。また、メモがない場合でも、スマホのメモアプリなどを利用し、保存しておくようにしましょう。
そして最後の4つ目が替え歌です。
替え歌作りは簡単にできて楽しい上に、メロディーに歌詞を乗せるコツがつかめやすいので、作詞に興味がある方の訓練にはとてもおススメです。
以上の訓練を地道にがんばることで、作詞家のようなスラスラとした歌詞作りが可能となるのです。
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