作詞家というのは、歌に歌詞をつける仕事です。
しかし曲をつけていなくても歌詞の部分だけ十分に成立しています。
そのため、詩人やコピーライターといった表現でも表すことが出来るのではないでしょうか。
有名な作詞家も何人かいますが、この作詞家の共通点を見てみると、同じ様子を表す言葉でも様々な言葉を用いており、何とも語彙力が豊富。確かに、いつも同じ行動や気持ちや様子を、同じ言葉で表現していると、歌詞に広がりが出ません。
またいつも同じような歌詞になるので、どの曲も似通ってしまう可能性もあります。
また作詞は曲との兼ね合いもあるので、そのリズムと自分の表現を合わせるのは、様々な言葉に変化させて使用しなくてはいけません。
そのためにもしも作曲家で有名になりたいのであれば、まずは言葉の表現力を身に付けることが大切です。
またいつもきく曲というのが決まっていないでしょうか。
確かに有名な作詞家が書いた曲を聞く、有名な歌手が歌う曲を聞くというのは人それぞれの好みなので、いいのですが、いつも同じ曲を聞いていると、その歌が自然と自分の中に染み付いています。
そうすると自分が歌を書きたい時に、自然とその歌の言葉が出てくることがあるのですね。
それで時々盗作という言葉で自分のかいた曲が表現されることもあるのです。
それを避けるためには、いろいろな曲を聞くことが大切です。
まだ売れる前の新人の曲、またもう古くなった曲でもいいでしょう。
そうすると自分の好きな曲だけでなく、いろいろな曲を聞くことにより、様々な言葉の表現方法を学ぶことが出来るのですね。
それが身に付くと作詞家として、曲を作詞するときにアイディアが豊富に出てくるのです。
また人とは異なる作詞が出来るとそれだけ注目を浴びますし、人気も高まること間違いなしなのです。
作詞をするうえで大切なのは、人に訴える内容の事柄を上手に言葉に表現することです。
しかし、その時に自分の独特の表現方法を意識して作詞をすると、個性が出て、その曲が更に魅力を増すことになるのです。
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