作曲ができないとお嘆きの方は鼻歌から始められてはいかがですか

世の中には羨ましい才能を持った人が数多くいます。その中でも特筆すべき存在が、作曲のできる人なのではないかと思うのですかいかがでしょうか。
音楽は、私たちが思っている以上に根付いています。例えばテレビを点ければ、ラジオを点ければ、それと同時に音楽が流れてくるでしょう。何気なく耳にしすぎてしまっているため気が付かないかもしれませんが、よく耳を澄ませてみてください。殆どのケースで音楽は流れていますから。
そんな音楽ですが、ハッキリ言ってこれを生み出す能力のある人は凄いですよね。何故なら、無の状態から有を生み出すわけですからね。おまけに、この音楽によって人を感動させたり、恐怖に陥れたり、さらには気分を高揚させたりもできるわけです。これは音楽ならではの力であって、唯一無二の存在であると言っても良いでしょう。そのくらいの力が音楽にはあり、人間の感性に直接訴えかけてくるような存在なのでしょうね。
それでは、こうした音楽を生み出すための作曲とは限られた人にだけ持ち得る能力なのでしょうか。これに関しては、ハッキリとNOと言うことが出来ます。何故なら、楽譜に音楽を起こすという能力でなければ、鼻歌程度でも人は音楽を作り出すことができるからです。そのため、自分は作曲ができないとお嘆きの方でも十二分に音楽を作り出すことはできます。ただし、鼻歌だけですと再現性が保てませんし、第三者に対しても表現をすることができません。そこに到り、初めて音符の読解能力であったり、譜面にそれを書き起こす能力が要求されるようになるわけですね。これに関しては、専門家の下でキチンとしたトレーニングを受けなければ身に付けることは絶対に出来ません。ということは、作曲は誰にでもできるものの、それを形に著すことは誰にでもできるわけではないというわけですね。
もし作曲をしたいと思うのであれば、感性を磨くのと同時にこうしたトレーニングを積むようにしてください。非常に難解なものだと思われる作曲という行為ですが、きちんとした訓練さえ積めばそこまで難しくないと実感することができますよ。もっとも、人の心を揺り動かすような音楽を作るのであれば、それ相応の感性が必要になってくると思いますけどね。