世の中でヒットする曲をみると、いくつかのパターンがあることが分かります。
一番多いのが、日常生活で感じることをテーマにしたタイプです。
誰もが体験する恋愛はじめ、仕事や人間関係をテーマに、それを表現するのに相応しい言葉を選んで作詞しています。
「あの歌のあの言葉が好き」「あの人の作詞が好き」など、人によって心奪われる言葉や作詞に違いがあるのは、生活の中で感じることや体験に違いがあるからではないでしょうか。
より多くの人が共感するような出来事をテーマに作詞を考えれば、心に届きやすいかもしれませんね。例えば卒業をテーマにした曲や恋愛をテーマにした曲などは、その筆頭にあげられるでしょう。
有名な作詞家さんの曲の中には、個性的なものも多く見受けます。
日常生活とは少しかけ離れた言葉を掲げて、さりげなく人生の出来事に組み込んでいるようなパターンもあります。そんな作詞は想像力を掻き立ててくれ、また違った味わいがあります。
歌というものは曲のノリに惹かれることも多いため、疑問符が残る言葉でも音とマッチしていれば知らぬ間に口ずさんでいることも多いのです。
作詞のレベルとしては、上級者のテクニックと言えるかもしれません。
ところで、文章を書くのが好きな方や想像力が豊かな方などの中には、作詞に興味があると言う人もいるでしょう。
子どもの頃から作詞して書き溜めていると言った人ならば、作詞家として活躍できる素養が大と言えます。
「好きこそものの上手なれ」と言うことわざもありますから、積極的に作詞の公募などで力試ししてみるとよいかもしれませんね。
興味があるけれど書き方が分からないと言った場合は、作詞を学べるスクールや通信教育がありますから、検討してみるのも良いですね。
作詞の手順やコツなどの基本を学べば、頭が整理されて次々に言葉が浮かんでくるかもしれません。
作詞のテーマは日常生活の中にたくさん転がっていますから、日々感じたことや体験を書き溜めておけば、作詞を考える際にきっと役立つでしょう。
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