作曲が公募されるときにはたくさんの曲が応募されます。
それを1つ1つ丁寧に聴いているはずがないということはなんとなく想像ができるかもしれませんが、どのくらい聴いてくれているのか?は正確には分かりません。
そのため、フルコーラスを全部丁寧に聴いてくれていないという前提のもとでは、曲の前半を特によく見せることが重要になるのです。
そこで1つ使える手としてはサビを頭に持ってくるというのがあります。
イントロの位置にいきなりサビで始まる曲というのがありますが、そういった構成にすると、盛り上がる部分が先頭にくるので、ここは確実に聴いてもらえるはずです。
そして、サビというのは誰もが1番考える部分でもあり、曲の魅力にもなる箇所ですから、他の曲がイントロから始まっているのに、自分の曲がサビから始まっていれば、そこは差別化にもなるのです。
そして、サビを聴いてもらうというのが、その曲の特徴を知ってもらうのに1番だと言えますから、そういった方向性で作曲をしていくのが良いのではないでしょうか?
作曲の仕方はいろいろありますが、サビを最初に持ってきた方が、公募ということを考えるならば作戦的には良いと思います。
ただ、そういった作曲にある程度慣れていないと厳しいかもしれません。
普段、そういう曲の作り方をしていない人がいきなり作っても良いものができるか?どうかは分かりません。
したがって、普段からいろいろなバリエーションの曲を作っていくことが重要なのではないでしょうか?
こういう経験が生きるシーンというのがあるわけですから。公募で良い成績を残すために作る曲というのは、自分が作りたい曲とはちょっと違う可能性もあるということになります。
自分が思う良い曲が必ずしも他から認められるわけではないので、こういった公募において有利な条件を備えている曲を作るようにすると、少しでも良い結果が出るのではないか?と思います。
公募に応募するときには考えていきましょう。
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